相続で失敗しないコツ
多くの行政書士や司法書士が相続手続きを行っていますが、どの事務所に依頼をしても、結果は同じという訳ではありません。 医者にも、「外科」「内科」「眼科」などの専門分野があるように、行政書士や司法書士にも専門分野あり、得意・不得意があるのです。 相続手続きで、失敗しないためには、相続を得意としている事務所に、依頼をする必要があります。 ここでは、相続に強い事務所の選び方について解説します。 値段だけで判断してしまうと、相続に強い事務所を見分けることは、難しくなってしまいます。 相続に限らず、やはり信頼できる基準は「実績数」です。 しかし、実績数を判断する上で注意点があります。 それは、「事務所全体の実績」ではなく、「担当者の実績」で判断する必要がある、ということです。 事務所によっては、「数万件もの経験とデータ」「年間、数千件の実績」などのように、大きな数字を掲げているところもありますが、大事なのは、事務所全体の実績ではなく、「担当者の実績」です。 いざ、手続きを依頼してみると、新人が担当者となり、「スムーズな対応をしてもらえなかった」というケースがあると聞きます。 担当者の実績があるかどうか? 当事務所は、相続実績500件の代表自らが、初回相談から手続き完了まで全てをサポート致します。
費用面も、大事な判断基準です。 相続手続きにおいて、事務所とお客様の間でトラブルに成る最大の原因は、「最初の見積もりも、高い金額を請求されてしまう」ことです。 見積もりでは、10万円と言っていたにも関わらず、いざ手続きに入ると、10万円での作業量は少なく、総額で15万円になってしまった。 こういったケースは、「後から説明すれば大丈夫。」と思っている事務所が多く、このような金銭的トラブルが、後を絶ちません。 事務所選びの際は、明確な費用を公開している事務所をお探しください。 相続手続きは、多くの場合、行政書士・司法書士などが、あなたの代わりに書類作成をして、手続きを完了させます。 この時に大事なのが、「その行政書士や司法書士が、相続に関するアドバイスをすることができるか?」ということが重要になってきます。 多くのお客様は、相続がはじめての状態で、不安な気持ちで来所されます。 遺産が、どのくらいの価値があるか分からない。 など、これら全てにアドバイスをしていかなければなりません。 しかし、相続に関する知識に乏しい事務所に当たってしまいますと、これらのアドバイスを受けることができず、不安な気持ちのまま、手続きに入らなければなりません。 そうなると、「仲の良かった親族と揉めてしまう」といったケースや、「あなたの主張が反映されない」という結果になってしまうのです。 相続は、とてもデリケートな手続きだけに、しっかりアドバイスをしてもらえる事務所探しましょう。 相続を依頼する事務所を探す時には、「どんな難しいケースにも対応できるか?」という点にも着目しましょう。 なぜかと言うと、「難しいケースにも対応できる」ということは、それだけ相続手続きに精通している事務所である、と言えるからです。 難しいケースの代表例としては、 こういったケースの場合、事務所によっては、「経験がないので、対応できない」「面倒になるので、対応していない」のような理由で、依頼を断る事務所もあるとお聞きします。 相続手続きでお悩みなら、難しいケースにも十分対応してくれる、対応力のある事務所に相談されることをお勧めいたします。 上記の項目に当てはまる事務所が見つかったら、次は相談に行ってみましょう。 相続でお悩みであれば、なるべく早めに相談に行くことをお勧めします。 早めに相談しないで、当事者だけで解決しようとすると、 上記の理由から、まずは早めに、相談に行ってみることをお勧めします。 初回相談の時には、下記のものがあると、話がスムーズに進みます。 運転免許証 その他、あなたの状況によって「用意しておくと良い物」は異なってきますので、詳しくは、電話やメールで「相談の時には、何を持っていけばいいですか?」と確認してみると良いでしょう。 相続手続きを行う際は、上記のポイントをチェックして、事務所を探してみてください。(1)相続に強い事務所を見分けるための、判断基準とは?
事務所を選ぶ時には、以下のポイントをチェックして下さい。
(1)相続手続きの実績があるか?相続を主業務にしているか?
実績が多いということは、それだけ過去の成功事例が多いということなので、それらの事例を元に、あなたに合わせた最適な手続きができる、ということになるからです。
を必ず確認しましょう、
(2)費用が明確になっているか?
値段は個々の事務所で差がありますが、大切なのは「明確な費用を公開しているか?」です。
というお話を聞くこともあります。
(3)相続に関するアドバイスはできるか?
遺産を、どのように分けていけばいいか分からない。
自分の子供には、遺産は残るの?
円満に解決するには、どうすればいいの?
疎遠な親族や不仲な親族への対応方法は、どうすればいいの?
(4)「認知症の相続人がいる」などの難しい手続きも全て任せられる事務所か?
相続人が、認知症や精神障害になってしまっている。
数百人の登記をしなければならない。
遺産の分割方法で揉めている。
海外に居住している相続人がいる。
日本に不動産を持っている外国人の相続人がいる。
といったものが挙げられます。(2)早めに相談に行ってみる
親族間で話がまとまらず、トラブルになってしまった…
1年以上かかっても、手続きが完了しない…
知らぬ間に、多額の借金を相続してしまった…
などデメリットが発生します。(3)初回相談に持っていくべきものとは?
認印
お手元にある戸籍謄本・除籍謄本
登記済権利証
固定資産税納税通知書
そうすることで、あなたにピッタリ合う最適な事務所=当事務所を見つけることができるでしょう。
参考になれば幸いです。